エコキュートの交換を考えているけれど、何を基準に選べばいいのか分からない…
そんな方のために、交換の流れやポイントを分かりやすくご紹介します!
交換の目安
エコキュートの寿命は 約10〜15年。
エコキュートは長期間使用できる設備ですが、約10〜15年が寿命の目安とされています。
使用環境やメンテナンス状況によって異なりますが、次のような症状が現れたら交換を検討しましょう。
交換のサイン
設定温度にしても温度が不安定
タンクや配管から異音がする
タンクや配管から水漏れ
エラー表示が頻繁に出る。
寿命が近づくと突然故障する可能性もあるため、早めの点検・交換をおすすめします。
修理よりも交換の方がコストを抑えられるケースもあります。
交換と修理どちらがお得なの?と思ったらまずはお気軽にご相談ください。
エコキュートを選ぶポイント
①お住まいの地域で選ぶ
エコキュートには、「一般地仕様」と「寒冷地仕様」、「耐塩害仕様」があり、それぞれの地域の気候に適した設計がされています。
「一般地仕様」と「寒冷地仕様」
仕様 | 特徴 | 最低気温 |
---|---|---|
一般地仕様 | 温暖な地域向け。 凍結防止ヒーターはなし or 最小限 | マイナス10℃まで |
寒冷地仕様 | 低温環境でも安定してお湯を作れる設計。ヒートポンプの凍結防止機能や貯湯タンクの保温性能が強化されている | マイナス11~25℃ |
耐塩害仕様
お住まいが海に近く潮風の影響を受ける地域は、防錆処理が施されている塩害地向けのエコキュート(耐塩害仕様もしくは耐重塩害仕様)を選びましょう。
海までの距離が約300m以上1km以内で、直接潮風は当たらない場所に設置する場合は、耐塩害仕様のエコキュートをお選び下さい。
海までの距離が約300m以内で、直接潮風が当たる場所に設置する場合は、耐重塩害仕様のエコキュートをお選び下さい。
②タンク容量を選ぶ
エコキュートのタンク容量は、家族の人数やお湯の使用量に合わせて選ぶことが重要です。
使用量が多い家庭では大きめのタンクを選ぶことでお湯切れを防げます。
家族人数別の目安
家族の人数 | お湯の使用量 | 推奨タンク容量(L) |
---|---|---|
1〜2人 | 約200L~300L | 300Lクラス |
3〜4人 | 約400~500L | 370Lクラス |
4〜5人 | 約500~600L | 460Lクラス |
5人以上 | 約600L以上 | 550Lクラス |
③設置スペースで選ぶ
エコキュートには、敷地や住宅の設置スペースに合わせて選べる3種類のタンク形状があります。
最も一般的なタイプで、貯湯量が豊富
最も一般的な角型タイプ。角型タイプであれば、各メーカー様々な機能の商品が展開されています。
奥行きのない場所にも設置しやすい
薄型タイプは、奥行きが狭いなど、角型タイプの設置が難しい場所に設置することができます。
マンションや設置スペースが限られる場所に
貯湯タンクの容量を減らし、全体を小さくしたタイプ。主にマンションなどの集合住宅に設置されます。
④機能で選ぶ
フルオート
お湯はりから、おいだき、保温、足し湯まで、すべておまかせ全自動。
※機種によって機能が変わります。
セミオート
お湯張りは自動ですが、おいだきや保温機能はなく、高温差し湯や足し湯で温め直します。
※機種によって機能が変わります。
給湯専用
自動湯張りボタンはなく、蛇口をひねって給湯するタイプです。※機種によって機能が変わります。
メーカーの違いと特徴
各メーカーごとに特徴があるため、比較検討するとより最適な機種を選べます。
メーカー | 特徴 |
---|---|
三菱電機 | 耐久性が高く、断熱性に優れたタンクが特徴。 本体価格がやや高め。 |
パナソニック | 省エネ性能が高く、スマート機能搭載モデルあり。一部の機種で水圧が低めのことがある。 |
日立 | 水道直圧式があり、水圧が強く快適なシャワーを実現。 設置条件によっては対応できない場合がある。 |
ダイキン | ヒートポンプ技術が強みで、効率的にお湯を供給。 一部機種で貯湯タンクのサイズが大きめ。 |
よくある質問
交換の流れ
- お問い合わせ・ご相談
まずは現在のエコキュートの状況をお聞かせください。 - 現地調査・お見積り
設置環境を確認し、最適な機種とお見積りをご提案。 - 施工日決定・工事開始
工事は通常半日〜1日で完了。 - 動作確認・お引渡し
使い方のご説明も丁寧に行います。 - アフターサポート
設置後の不具合やご相談もお気軽に!
まずはお気軽にご相談ください!